ファクタリング

【必見】ファクタリングで最短即日資金調達!7ステップを解説

ファクタリングを活用することで最短即日で資金調達を行うことが出来ます。

ただ、初めてファクタリングを利用される方は、契約の流れや契約時に準備する書類、その他不安や疑問を持たれることでしょう。またファクタリングの利用経験がある方でも、いざ契約の局面となると緊張することもあるかもしれません。

本記事では、ファクタリングの『契約の流れ』や『必要な書類』について整理し解説いたします。是非ファクタリングの利用を検討される方は参考にしてください。

<目次>

  • ファクタリングとは
  • 契約の流れ:7ステップ
  • 3社間ファクタリングとの違い
  • 審査に必要な7つの書類
  • 即日資金調達のポイント
  • 契約時の注意すべき点について
  • まとめ

● ファクタリングとは

ファクタリングとは、保有している売掛金を専門業者や金融業者に買い取ってもらい「現金化」してくれる便利なサービスです。そしてファクタリング最大の特徴は、赤字や負債が返済できない状況でも手持ちの売掛金を最短即日で現金化できること。このファクタリングを上手く活用することで、資金繰りの悩みを解消する手立てになることでしょう。

● 契約の流れ:7ステップ

ファクタリングの利用にあたり、本段落では2社間ファクタリングの流れをベースに解説していきます。3社間ファクタリングに於ける異なる点や抑えるべきポイントは後段にて記載しておりますので、気になる方はそちらもご確認ください。

  1. 事前相談
  2. 申込み
  3. 書類提出
  4. 審査
  5. 契約
  6. 入金確認
  7. ファクタリング会社への支払い

1. 事前相談

資金調達で一番気になるのはやはり、「必要な時期までに必要な資金を調達できるか否か」でしょう。もちろんこれはファクタリングでも同様のことかと思います。

ファクタリング会社の中には「事前相談」サービスを提供しているところも多く、正式な申込の前に短時間で簡易的に利用見込みを確認することが出来ます。そのため可能であれば複数社に相談を持ちかけ、より条件に適していそうかどうか、悪徳業者でないかを事前にチェックしておくと良いでしょう。

いざ、当日中に資金調達が必要になった場合でも、事前にこうしたサービスを利用していれば業者選定や契約がスムーズに進められることでしょう。

2. 申込み

申込みの方法はファクタリング会社により異なりますが、以下のようなものがあります。

  • Web申込み
  • 電話申込み
  • 店舗申込み(ファクタリング会社への訪問)
  • 郵送申込み

「Web申込み」であれば時間的制約もないためオススメです。特に即日資金調達が必要でファクタリングの利用を決めたのであれば、すぐにWeb申込みをしましょう。またWeb申込みと合わせて当日朝一で直接ファクタリング会社に電話し、急いでいる旨を伝えつつ必要書類や契約の流れを確認するのが良いでしょう。即日の資金調達は言わずもがなスピードが大事です、いつまでに何を対応すべきなのか確認し早めの対応を心がけましょう。

3. 書類提出

審査/契約に必要な書類もファクタリング会社によって異なりますので、利用するファクタリング会社の案内に従って速やかに書類を提出しましょう。

基本的に必要となる書類については後段の「契約に必要な7つの書類」で解説いたします。ファクタリングの利用を検討されている方は事前に確認し準備しておくと良いでしょう。

4. 審査

書類提出に加え、ファクタリングの審査では以下内容をヒアリングされることもあります。

  • 会社概要・事業内容
  • 財務状況やファクタリング利用の希望理由
  • 売掛先の会社概要・事業内容

ヒアリング内容については可能な限り正直に詳しく伝えることが大切です。審査担当者の心象を左右するだけでなく契約の流れがスムーズになります。なかでも財務状況(キャッシュフロー)の詳細は極めて重要ですので入念に確認しておくと良いでしょう。

5. 契約

審査が無事通れば契約に移ります。

契約手続きは対面で行うのが基本です。特に即日資金調達が必要な場合、すぐに契約ができるようにスケジュールを確保してファクタリング会社に訪問する、又は来社頂くのか確認し調整しておきましょう。

また、仮に急いでいたとしても契約書類は重要なものです。説明を確りと聞いたうえで不明点や疑問点がある場合には遠慮なく質問し、認識に相違がないようにしてください。

6. 入金確認

契約後はファクタリング会社から契約内容に沿って入金されていることを必ず確認しましょう。もし不審な点があるようでしたらすぐにファクタリング会社に確認してください。

7. ファクタリング会社への支払い

ファクタリングは資金調達したら完了ではありません。売掛先から回収した売掛金を指定期日までにファクタリング会社に送金しましょう。
細かいですが振込手数料が自己負担かどうかについても事前にファクタリング会社に確認しておくと良いでしょう。

● 3社間ファクタリングとの違い

前段落では2社間ファクタリングをベースにした契約の流れを記載しました。
3社間ファクタリングでは売掛先も取引に関与することから、契約の流れにおいて以下2点が異なってきます。

1点目は、3社間ファクタリングの場合、契約(特に審査時)を円滑に進めるために「1. 相談」で予め売掛先への打診を行う必要があります。打診では、債権譲渡に関する内諾を得ること、また契約の流れや振込手続きに関して事前に説明しておくことが重要になります。

2点目は、「7. ファクタリング会社への支払い」が異なります。3社間ファクタリングの場合、契約後にファクタリング会社から売掛先へ債権の譲渡通知が行われます。これにより通常(又は2社間ファクタリングでは)売掛金を売掛先があなたに振込むところを、売掛先が契約内容に基づいてファクタリング会社へ振込みを行います

● 審査に必要な7つの書類

ファクタリングの契約で基本的に必要な書類を下記に7つ整理しております。これ以外にも業者や案件によって追加で必要な書類もあるため、必ず事前に契約するファクタリング会社にしっかりと確認し、不足や不備がないように準備しましょう。

  1. 登記簿謄本
  2. 印鑑証明書
  3. 身分証明書
  4. 決算書 ※2,3期分
  5. 基本契約書
  6. 売掛金証明書類(発注書、注文請書、取引明細がわかる書類)
  7. 通帳コピー ※1期分

1. 登記簿謄本

登記簿謄本は法人の存在を公的に証明する書類であり、ファクタリングに限らず法人契約の際には基本的に必須となります。各法務局窓口で600円で取得できます。

2. 印鑑証明書

契約書に署名押印するサインや印鑑の証明として提出します。印鑑カードを提示することで、最寄りの法務局にて450円で取得できます。

3. 身分証明書

代表者の身分証明として運転免許証やパスポート、住民票などの提出を要求される場合があります。原本を提示できるように準備しておきましょう。

4. 決算書 ※2,3期分

会社の業績を確認できる書類として、決算書などを2~3期分準備してください。前回の決算期から数ヶ月以上過ぎている場合は、当期分の試算表などが必要となることもあります。

5. 基本契約書

売掛先企業と取引基本契約を結んでいる場合には用意しておくと良いでしょう。契約書がなくても大丈夫な場合もあります。

6. 売掛金証明書類(発注書、注文請書など取引明細がわかる書類)

債権(売掛金)や入金日を確認するために、売掛先の発行する商品やサービスの契約書や発注書、請求書などは必須の書類です。関連する書類が複数ある場合、すべて持参するのが無難でしょう。

7. 通帳コピー ※1期分

売掛先と取引が継続的に発生していることを証明する書類になります。当座預金を利用している場合、銀行が発行した取引移動明細書を提出しましょう。特に、売掛先から継続的な入金がある場合、複数回の入金が確認できる明細を準備すると良いでしょう。

その他

上記で記載した7つの書類以外に、納税証明書、社会保険料払込証明書などが必要になる場合もあります。業者や案件によって追加で必要な書類もあるため、必ず事前に契約するファクタリング会社に確認し、不足や不備がないように準備しましょう

● 即日資金調達のポイント

即日資金調達が必要な場合、2社間ファクタリング(売掛先が契約に関与しないファクタリング)で即日対応可能なファクタリング会社を選ぶことが最重要なポイントとなります。

ただし、即日資金調達が可能であってもファクタリング会社の混み具合や担当者の空き状況などによっては即日資金調達できないケースもあります。そのため、(悪徳業者に騙されないためにも)一定の規模感があるファクタリング会社を選択し申込むのが無難でしょう。もちろん申込みの際に、電話で即日資金調達の可否、必要書類、契約の流れやスケジュール感などの確認を行うのがベストです。

また、各種書類の準備には何かと時間と手間が掛かるものです。事前に確認し準備しておくことも重要なポイントになります。

● ファクタリング契約時の注意すべき点

普通のファクタリング会社であれば契約時に手数料の請求内訳を詳しく説明してくれます。一方で悪質な業者は、説明を省いたりよく分からない名目の手数料を請求書に忍ばせたりしています。

またファクタリングの手数料は一般的な融資より高く複雑であり、手数料の単位も「年率」「月率」「売掛金に対する割合」などが存在します。

そのため、契約内容を確認する際は「事務手数料や登記手数料などの他に不明な名目がないか」「手数料の表示(値と単位)がおかしくないか」を必ず最低限確認しましょう。

● まとめ

本記事ではファクタリングの『契約の流れ』や『必要な書類』について整理し解説してきました。ファクタリングの利用を検討されている方の参考になれば幸いです。

ファクタリングは最短即日で資金調達ができ大変便利です。ただし、可能な限りファクタリングで即日資金調達という事態にならないようにしたいものです。そのためファクタリング以外の融資なども定期的に活用しつつ、急な資金が必要となっても対応できるように、余裕を持った経営計画や資金繰り計画を立てることが重要です。

資金調達メソッドではファクタリングだけでなく、資金繰りに役立つ情報を順次発信していきますので気になる方はその他の記事もチェックしてみてください。

なお、不明点やその他融資の相談についてはこちらにて承っておりますので気軽にお問い合わせください。